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VOCALOIDを試用

 数日前にVOCALOIDを入手した記事を書いた。
 簡便な操作でコンピュータが上手に歌ってくれるだろうとは期待していなかった。
 人間らしい表現に近づくためには、どうしても種々のコマンドのパラメータを細部にわたって入力しなければならないことは言うまでもない。そしてそのことが逆に「人間の何気ない表現のすばらしさ」に気づかせてくれることがある、ということについては機会をとらえて述べてきた通りである。

 このVOCALOIDを入手して、久しぶりに探索活動を楽しんでいる。
 何と言ってもまともなマニュアルがないのだ。
 各種コマンドが「歌声」や「歌い方」にどう変化をもたらすのか、それぞれのコマンドのパラメータはどの程度の変化をもたらすのか、各種コマンドがそれぞれに及ぼす影響などについて詳細に書かれたドキュメントがないのだ。
 要はいろいろ試して欲しい、ということなのだろうが、20数年前にはじめてシンセサイザーに触れたとき、そしてそれから数年後にDOSのコンピュータに触れたときのことを思い出してしまった。
 
 当時はシンセサイザーもコンピュータも、現在のように誰もが使う一般的なツールではなかったのだ。先人は身近にまったく存在しないという状況だったのだ。
 周囲に教えてくれる人がいない、詳細な解説もない、という状況は探索に心をときめかすことができる、という意味で幸せな状況だ。トライ&エラーを重ねることでしか意味のある知識や技術は安定したものとして身に付かないと考えているが、シンセもコンピュータもそのようにして我がものにしてきた経験からそう考えているのだ。
 しかし、現在は当時から比べればはるかに多くの情報に囲まれた「情報化社会」だ。
 もう少しきちんとしたテキストが添付されていてもよいのではないか、と思うのは体力も知力も衰え始めた老人の愚痴としか言えないのだろうか。

 ともあれ、試行錯誤して何とか一曲歌わせてみた。
 それにしてもすべてもフレーズを下からポルタメントをかけて演歌のように、つまり舐め上げるように歌われてしまうのは不愉快。どうやらデフォルトの歌声がどのようになっているらしい。修正する手段が見つからないまま一応の試作サンプルを公開することとした。

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